本当にあったリアルな怖い話・恐怖の事件 ~現代の怪談~

なんだかんだで生きている人間が一番怖い・現代の怪談ともいえる本当にあった怖い話や恐怖の未解決事件です。

学校内で起きた女子中学生集団レイプ事件

「墓前に待たせたなと伝えたいです」
最高裁による加害者側の上告棄却を受けた記者会見の席上で、父親はそうつぶやいた。
山形県の市立中学で、児玉君(当時13中1) が体育用マッ卜に逆さまに突つ込まれて窒息死した、世に言う『マット殺人事件』

加害生徒7名に非があるのかないのか。二転三転していた司法判断に、ようやくピリオドは打たれた。
「息子の死を事故死だと認定されたこともありました。しかし、事件はイジメの延長で起きたものです。こういう結果になると信じてました」
思春期の中学生という不安定な年齢は、イジメを生みやすい。仲間外れやパシリなど
からエスカレー卜し、この事件のように悲惨な結末を迎えたケースも少なくない。
日本におけるイジメの全盛期は1995年前後である。

現在、イジメを理由に自ら命を絶つ少年少女が年に1、2 人程度に対し、当時は毎年20
人の自殺者が出ていたのだから、いかに病んでいたかは想像にかたくない。
その頃もっとも世間を騒がせたイジメ関連の事件は、86年、東京で起きた葬式ごっこだ。鹿川君(当時13•中2)に対して冗談では済まされぬ。追悼の色紙をクラスのほぼ全員が寄せ書きし、あろうことか教師らも署名していたというのだからあきれる。
<さようなら>
<いなくなってよかった>
< バンザーイ>
追い込まれ、悩んだ彼は最終的に自殺を選ぶ。殺されたと言ってもいいだろう。
この事態を見た国のテコ入れで、全国の中学校はイジメに目を光らせ始める。結果、その数は少なからず減少したものの、93年ごろから再び増加しだす。
94年の愛知、大河内君(当時中2)の死は強烈だった。殴られ蹴られ、不良グループにせびられた金110万超。両親の財布から抜きに抜いた彼の最期の手紙は、実に
悲痛なものだった。
〈お金がぜんぜんないのに、たくさんだせといわれます。もうたまりません。(中略)たたかれたり、けられたりって、つらいですね。しんでおわびします〉
そんな時期、世に大きく報道はされなかつたものの、中学生によるイジメ事件では前代未聞の出来事が北海道• 旭川市で起きている。婦女暴行と強制わいせつにより、すでに3人が少年院に送られたと記されていた。
実に3 力月を経てからの報道。夕イ厶ラグの裏には、生徒たちのプライバシーに配慮した学校関係者や警察の思惑が伺える。すなわち、被害者の少女•春子さん(当時•15・中3)や加害少年11人ら( 当時・全員中3 ) の卒業を待っての新聞発表である。
『なにぶん事件に関わった生徒はみな将来のある身。他の生徒たちの気持ちも考えて、校内でもこの問題について公には説明はしておりません』
多少表現に違いはあれど、事件を報じたメディア各紙は、こんな旭川市立北都中学の教頭のコメントを載せている。

人口36万人、北海道では札幌に次ぐ第2の都市とはいえ、のどかな町の中心部に位置する同校。
1学年の生徒数は約100名、制服はジャージという学校で起きたのだ。
本来なら人並みに楽しい学校生活を送れたはず。いや、目鼻立ちのハッキリとした彼女のこと。
周囲よりも充実した青春を過ごせたかもしれぬ。が、その魅力的なルックスこそが地獄へのキップであった。
加害生徒たちの素行不良が顕著になったのは、中学2年の夏ごろからだ。自分たちのグループにチーム名を付けて、常に集団で行動。休み時間や放課後、校舎二階の水飲み場付近にたむろした。
何をするわけでもなく、ダラダラとくっちゃべる。話題の中には、むろん『セックス』も入っていた。すでにカラダは大人。性欲は余りあるほど持ち合わせていた。
ヤリたい。いや、オッパイやアソコだけでも触りたい。本能だけで回した頭の先に、春子さんの存在が浮かび上がった。
入学当初より美貌の彼女に目をつけ、顔を見るたび、声をかけていた。対して春子さんは彼らを無下にしない。多少ではあるが惹かれてさえいた。ワルがカッコイイ〇
若さ故に陥りやすい陳腐な思考を、彼女もまた持ちあわせていたらしい。
(あの女なら言うことを聞きそうだし、多少、強引にいっても問題ないんじゃ?)
中学2年の二学期。A男は、春子さんを美術室に呼び出す。
どのように誘ったのか。何故いきなり大胆な行動に踏み切れたのか。
残念ながら取材ではわからなかった。
ただ、のちに春子さんは

他の女子がA男やB男からカラダを触られたという噂を聞いたことはあった
と証言している。つまり何らかの経験から、すでに少年たちの理性は壊れていたようだ。
さて、部屋に彼女を招き入れた彼らは、たわいもない会話のあと、おもむろに少女を押し倒した。
「きゃ」
泣き叫んで抵抗する春子さんに対して平手で頭部を殴打した。

「うるせぇ、泣くな」
彼らは、下着の上から胸や陰部を満足するまで触ったあと、吐き捨てるように言い放つ。
「ちくるなよ。ちくったら今のことみんなにばらすぞ」
脅しに、春子さんは屈服した。人に相談して、仕返しされたらどうしよう。みなに知られたらイヤな女と思われるかも。後に公判で確認された前提事実によると、その
日のことを、春子さんは次のように結論付けた。

「これ以上、なにもなければいい。早く忘れよう」
しかし、A男とB男は忘れなかった。言いつけを守る従順な春子さんに味をしめ、ときを置かずして、同じ美術室に彼女を呼び出す。
彼女は言われるがまま教室に足を運んだ。断って暴行されるより、従う方が賢明。
13才の少女の心理は、この際、ジャージの上からカラダを触られていたときに起きた思わぬハプニングが、よく表している。
「何やってるの?」
春子さんと同じクラスの女子生徒が、偶然、教室内に入ってきた。一瞬動きを止める不良ども。そして鬼の形相で春子さんを睨む。結果、彼女はクラスメー卜に覇気なく答えるのである。
「何もないよ」

「いい女がいるんだぁ。言うこと聞くし、チチ揉みほうだい!」
「マジでぇ!?」
「マジマジ」
「オレも触りたい」
「いつしよにやるう?」
「やるやる!」
春子さんが次に呼び出されたとき、彼女の前に、A 男とB 男の他4人の少年がいた。胸をつかまれたり、股をさすられたり。6人のいたぶりは、30分以上にも及んだ。
状況は深刻になってきていた。何とかしなければ。けれど、人には言えない。この、一人思い悩む心境に、イジメの地獄はある。A男らに繰り返しカラダを触られながら、春子さんは苦しんでいた。そんな、ある日のことだ。
「最近、元気ないね」
日頃から、ぅすぅす彼女の性的被害を察知していた友人のA子が声をかけてきた。
「なんかさぁ、先生に話した方がいぃょ」
「…ぅん」
しかし、彼女が意を決し、相談を持ちかけた担任の対応はお粗末だった。
そのときのやり取りを、前述の〔前提事実〕は、教論は、下を向きながらわかったと言い、詳しい被害内容さえ聞かなかったとしている。
ィジメの陰に往々にして存在する問題=教師の無関心。春子さんを取り巻く環境も例外ではない。この点に関して、事件後、もっとも物議をかもしたのは、彼女が中学3 年に上がったころの行動である。
その日少年たち6 人は、特別活動室の奥の小部屋で、春子さんの力ラダを触っていた。しかし、彼女を教室に連れ来こんでいく現場を、前出のA子に目撃されたとは夢にも思っていない。A子は春子さんの危険を察知。近くにいた若い女性教師に状況を説明し、様子を見に行ってくれるよう頼んだのだが…。
「アナタたち何やってるんですか?」
「いや、何でもないですよ」
場を取り繕う少年らに、「早く出て行きなさいよ」と注意したのみ。
春子さんが勇気を振り絞り「助けて」と声に出したにもかかわらずだ。
おまけに、若い女性ということで日頃から生徒にナメられていたのだろう。少年らが「帰れ!」「帰れ」とはやし立てると女性教師はそのまま教室を立ち去っているのである。
中学3年の春。最終学年に入ったことで、不良グループは、一気に悪事に拍車をかけていった。ケンカ、バイク窃盗等々、上級生がいなくなったことで、タガの外れた連中は、春子さんへの暴行も急激にエスカレー卜させていく。
以降、彼女が受けた凄まじいレイプの実態を具体的に記そぅ。

5月下旬某日。この日、少年たちはそれまで『お触りまで』だったイラズラの線を超える。
「用事があるから出て来てよ」
A男が、電話で春子さんを呼び出したのは夜8時頃。待ち合わせ場所は、学校近くのスーパーだった。
彼らは、現れた彼女を力づくで一階の身体障害者用便所に連れ込み、内鍵をかける。
「たすけてえ」
「うるせ一」

春子さんの悲鳴を遮るようにB男が彼女の胸を突き飛ばした。間髪を入れず馬乗りになり頭部を殴る。
Aが胸なら、B男は陰部。2 人してカラダを撫で回した後、口淫を強要、顔面に射精した。
さらに、性器の中に指を入れ搔き回しながら脅迫する。
「このことを誰にも言うなよ。しやベったら殺すぞ一」
泣きわめく春子さんの股間は、真っ赤に染まっていた。
6月下旬。A 男が、春子さんに連絡を入れて、スーパーに来るように指示。前回と同じ便所に連れ込んだ。
その日、暴行に参加した者は、A男やB男の他、不良グループのメンバー計7 人。そのうちの一人を除く少年6 人は、順に春子さんに自分のモノをくわえさせ、ロの中に発射した。
8月中旬。このときB男が呼び出したのは、学校近くにある高架下の空き家。少年たち8人はジャンケンで順番を決め、交代で彼女にロ淫させた。この空き屋においては、その後4 回にわたり口淫を強要している。

「泣いていたんで、どうしたの?と聞いたんですけど『何でもないよ』と言ってました。まさか、そんなことになっていたとは…」
事件後、当時の春子さんの状況について、父親は捜査麗者にそう話す。
一方、彼女は当時を振り返り、
「もう誰かに喋らなければ、やっていけないくらいツライところまできてました。夜も眠れなかったです」
事実、この時期に春子さんは、一番仲の良かった後輩のB子に対して、暴行の事実を話している。同時に担任教師に対しても二度相談。何とか状況を打開しようと試みたが、これが裏目に出る。教師の対応は、ホームルームの時間に語られた、ありきたりなものだった。
「クラスの中で、女子の体にタッチしている男子がいるようだけど、それはセクハラと言って、社会問題になつてることと同じだ。人の嫌がることは二度とするな」

終わった指導は、春子さんをさらに追いつめる。不良どもが告げ口に逆上し、暴行の回数を増やしていったからだ。中学3 年の秋には、特定の少年を見張りに立てて、トィレや教室など学校内でも、ひんぱんに口淫を強要している。
これにより、春子さんに少年たちが付けたあだ名は『シャブシャブ』。由来は『口淫=しゃぶる』らしく、彼女を校内で見かけるたびに、彼らはからかった。
『シャブシャブ、ヤリマン、シャウエッセンf』
「シャブシャブ」。残酷以外のなにものでもないが、一方でその表現は間違ってなかった。
春子さんは、それまで口淫までしか許していない。何度も犯されそうになりはしたものの、そのたびに必死に抵抗。女としての最後の砦を何とか守ってきたからだ。
しかし、12月7日。彼女のすべては奪われる。A男により呼び出された先で、殴られ、恫喝され、ついには強姦されてしまうのだ。
それから2 週間が過ぎた
12月24日、クリスマスィヴの午後3 時過ぎ。加害生徒3 名が、下校中の春子さんに声をかけてきた。
「学校で先生が呼んでるベ」
口調は威圧的だった。彼女に思い当たる節はない。
「氷がいいか?バチがいいか?( 陰部に挿入する意) 」
少年たちがニヤニヤと笑う。周囲に人影はなく、辺りは雪景色だ。もうィヤ!彼女は無言で立ち去ろうとした。
「じや氷だよ」
少年が、春子さんを雪の積もった路上に突き飛ばした。うつ伏せに転ぶ彼女。起き上がろうとしたところを、もう1度倒した。
3名の少年に連行される形で春子さんが学校に戻ると、生徒用玄関に、A男やB男ら7 名の少年が待っていた。彼女は、必死に周囲を見渡した。知り合いがいれば助けを求めるつもりだった。
「どうしたの?」
突然、春子さんの後ろから声がした。たまたま通りかかった教師だった。不良グループの中に、女子が1人いることを不審に思ったらしい。が、B男に鋭い視線を送られたら、彼女は「なんでもないです」と答えざるを得なかった。
行き先はわかっていた。2 階の男子便所でぁる。そう考えただけで、春子さんは反射的に座り込み、泣き始めた。が、少年たちは容赦しない。
トイレの個室の中。少年たちは、順番に股間を目の前に突き出してきた。
もう彼女に拒否権はない。とにかく、できるだけ早く終わってほしかった。
「やめてえ、それだけはやめてえ」
悲鳴を上げたのは、B 男を相手にしていたときでぁる。ロだけでは満足できなかった彼が、無理やり股間を押しつけてきたのだ。腰を打ち付けられている間、彼女は無言でいた。大粒の涙が止まらなかった。
どれほどの時間が経ったのだろう。ショックに打ちひしがれ便所を出た春子さんは、廊下をフラフラと歩いていた。と、そこへ偶然にも後輩のB子に出会う。すべてを打ち明け、そのまま2人階段でむせび泣いた。
「どうしたの? 2 人とも」
「…先生、私さっき…」
事件はこうして明るみに出た。
家庭裁判所は、見張り役の1名を除き、加害生徒らのうち3名は少年院、6名に試験観察処分、1 名に保護観察処分を下した。また、少年たちの親からは、かかわりの程度に応じて20万〜120万の慰謝料( 計860万) が支払われている。
なお、春子さんの両親は、学校側の指導義務違反として、北海道を相手に提訴。旭川地裁はこの訴えを認め、道に140万円の損害賠償を命じている。